医療用脱毛レーザーのメリット
エステなどの脱毛とは異なり、医療用脱毛レーザーは厚生労働省から認可を受けた医療機器で高出力のレーザー光を毛根の発毛組織に照射することができます。このレーザー光は黒い色素(メラニン)に吸収されやすい波長なので、皮膚の表面を透過し、直接毛根と毛乳頭のメラニンだけに熱ダメージを与え、毛の再生を抑制します。但し、毛乳頭には神経や毛細血管が集中しており、常に発毛に必要な栄養素を取り込んでいます。
つまり、この毛乳頭を破壊しない限り毛は再び生えてきます。
当院のレーザー脱毛機器はあらゆるスキンタイプの脱毛、血管・赤ら顔、くすみ肌・毛穴汚れ除去、美肌への肌質改善・タイトニングなど非常に用途の幅が広いレーザー機器です。
治療の流れ
- 1. カウンセリング
- 脱毛について患者さんのご希望などをお伺いします。実際の脱毛の流れや費用についてご説明致します。
- 2. レーザー照射前
- レーザー照射部位は輪ゴムでパチンと弾いたような痛みをともなうことがあります。
また、デリケートゾーンや患者さんの体質によっては、照射部分に強い痛みをともなう場合があるので必要に応じて麻酔クリームを照射部に塗布します。
その後、照射の出力設定を測るため1~2ショット程テスト照射を行います。 - レーザー照射
- ブロック分けされマーキングした照射ポイントに順に照射していきます。
かかる時間の目安として、両脇であれば5分~10分程です。 - レーザー照射後
- ブロック分けされマーキングした照射ポイントに順に照射していきます。
照射部位をクーリング(冷却鎮静)し、炎症を防ぐための薬用ローションを塗布します。
レーザー脱毛は一度で完了するわけではなく、発毛の周期サイクルで残りの毛が生えてきます。
脱毛部位によって毛周期のサイクルに違いがあるので目安としては1~2ヶ月おきの通院とお考え下さい。
患者さんの毛質や脱毛部位にもよりますが、1~2年ほどの通院でムダ毛がほとんどなくなります。
医療用脱毛レーザーのリスクについて
医療用レーザーの出力は高く、照射前に麻酔クリームを外用する事で痛みを和らげる事はできますが、完全に痛みを無くする事はできません。照射直後は発赤やひりつき、かゆみがでる事があります。
また、火傷の可能性もゼロではありません。
毛のう炎を生じたり、光アレルギーなどで赤みが強く出たり、膨隆疹が生じる事があります。
照射部に炎症が生じる事で一時的に色素沈着となる事があります。体質により異なりますが薄くなるのに1~2年以上かかる場合があります。合併症が生じた場合は当院で責任を持って対応させていただきます。
部位ごとの費用
部位 | 1回のお値段 |
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両ワキ | 2,200円 |
両手の甲・指 / 両足の甲・指 / 両膝 / 額 / 鼻 / 口周囲 / 顎下 / えり足 / 頚部前面 / 乳輪まわり / へそ周囲 / Vライン / Iライン / Oライン | 8,800円 |
両ヒジ上 / 両ヒジ下 / 両頬 | 16,500円 |
両ひざ下 / 背中上半分 / 背中下半分 / 胸 / お腹 / お尻 / 顔全体 | 22,000円 |
両ひざ上 / 背中全体 / 上半身前面 | 33,000円 |